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ひとり写真部~カメラのこんちくしょー~

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つげ義春の世界に誘われ・・・

つげ義春のまんがが好きです。
どういう点がどのように好きか・・・?
自分でも理解に苦しみます。
彼の作品の内容もまた、俺は理解に苦しみます。
ただ、共感できる。





彼の作品(まんがに対して「作品」と素直に言える漫画家は少ないと思う)には、
ある種の「懐かしさ」を覚え、同時に人間味を感じることができる。
通常ならスポットライトの当たらない部分。
彼は絵と台詞でそれを見事に表現する。
それを読むと心の底に、ずしりと妙な霞がかった落ち着きが灯る。

ところで、「ねじ式」という作品は不可解な内容ながら、
特に評価が高い作品だ。
内容は、つげが見た「夢」の話なのですが、
支離滅裂とも言えるストーリーの中に
「何か意味があるのではないか?」
と、真意を探ろうと必死になる。
色々な人たちが、
「ユングの夢分析」
ばりにこの作品に対して様々な見解を持っているようだけれど、
俺は「意味なんかないんじゃないか?」と思っている。
そして、
「何か意味があるのではないか?」
と思わせてしまうこと自体が、つげの凄さであり、
根強い人気を持っている秘密なのだと思います。

彼の作品は観念的な「詩」に似ています。
世界を表現できるのは、「詩」だけだ。。。
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by analog-system | 2008-12-19 23:09 |
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