ブログトップ

ひとり写真部~カメラのこんちくしょー~

anachro8.exblog.jp

死が歩く。とことこと・・・

昨年、唯一見た映画が「おくりびと」でした。




直感的に「是非見たい!」と思い、母を無理やり連れ出して一緒に見たのでした。
内容は実に素晴らしく、以前ブログでも感想を述べています。

一映画として、本当に良い作品だと思う。
日本中がお祭り騒ぎになる気持ちも分る。

でも、そのお祭りはどこへ向かっているのだろう?
御輿に掲げているのは「映画」?それとも「死」?

みなさんはこの映画を見てどの様に思っただろう?

西欧文化圏の人々が東洋の霊性に神秘を感じるのは当然のことだと思うし、
その感性を完璧なまでの「型」として表現する日本人の作法には
きっと強い興味を抱くと思う。

しかし、それは「死」に対してではなく、「死の前に生きている人」に掛かることであって、
「死」を特別視することはやっぱりおかしなことではないかと、俺は考えてしまう。

近年、「品格」 「清貧」 「美しい日本」(これはちょっと違うか・・・)
など人間の内面がブームになっているけど、
日本人の「生死観」を突っつくことがブームっぽくなっているけど、
「死」を同列に扱うのは決してないと願いたい。

「綺麗な死 made in japan」
ではなく、
「良質な映画 made in japan」

で終わって欲しいな。。。
[PR]
by analog-system | 2009-03-03 22:27 | 映画
<< 音楽っていいよね・・・ who are you ? >>